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    神出鬼没の特攻野郎

    • 2010.02.28 Sunday
    • 20:37
     

    はるか数十年前、小学校から帰った土曜のお昼は、カレーライスと女の60分と、そして「特攻野郎Aチームだった。

    すっかり忘れていたが、映画化の話があって、ハンニバルをメルギブソンがやるんじゃない?なんてうわさを聞いて「ありあり!」と思って安心してそれっきり忘れてしまっていた。

    はたと、本日そんなことを思い出してどうなたんだろう?と検索してみると、メルじゃなーい!?

    特攻野郎AチームTHE ムービー


    写真をみても誰だこりゃ?と思ってたらなんと

    リーアム ニーソン!???

    葉巻くわえて不適な笑いが似合うような、どんなもんだろう?

    でも一番驚いたのは、にやけたへな猪口だったフェイスマンがムキムキドカーン
    おいおい007並みに前面に出てくる、出てくる。

    どうなることか判ったもんじゃないが、それでも、帰ってきたAチームにワクワクである

    旧作のモンキーとフェイスがゲスト出演するあたりも前作ファンにはたまりません



    「ベトナムで鳴らした俺たち特攻部隊は、濡れ衣を着せられ当局に逮捕されたが、刑務所を脱出し地下に 潜った。
    しかし、地下でくすぶってるような俺たちじゃあない。
    筋さえ通りゃ金次第でなんでもやってのける命知らず、
    不可能を可能にし、巨大な悪を粉砕する、俺たち特攻野郎チーム

    俺はリーダー、ジョン・スミス大佐。通称ハンニバル。
    奇襲戦法と変装の名人。俺のような天才策略家でなけりゃ、百戦錬磨の強者どものリーダーはつとまらん

    俺はテンプルトン・ペック。通称フェイスマン。
    自慢のルックスに、女はみんなイチコロさ。ハッタリかまして、ブラジャーからミサイルまで、何でも揃えてみせるぜ

    私は新聞記者のエミー・アマンダ・アレン。
    通称エンジェル。チームの紅一点、情報収集は美貌と頭の良さでお手のもの

    お待ちどう、マードック、通称クレイジーモンキーだ。
    パイロットとしての腕は天下一品。奇人?変人?だから何?

    B・A・バラカス、通称コング。
    メカの天才だ。大統領でもぶんなぐってみせらぁ。でも、飛行機だけは勘弁な

    俺たちは、道理の通らぬ世の中に敢えて挑戦する、頼りになる神出鬼没の特攻野郎チーム!
    助けを借りたい時は、いつでも言ってくれ。







    JUGEMテーマ:映画

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    ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
    ¥ 880
    (2003-11-27)

    ウルヴァリン:X-MEN ZERO

    • 2009.09.12 Saturday
    • 14:52

     



    「マーベルコミックの映画化作品が好き」となぜか大きな声で言えないのは何故かしら?
    でもなんだかんだ言って、やっぱり早速見てきちゃいました。

    ウルヴァリン:X-MEN ZERO

    X-MEN3部作シリーズ 新作でありながらX-MENの始まりの作品

    3部作で記憶をなくしていたローガンことウルヴァリンの過去の謎を解き明かす作品となっているのだが、ウルヴァリンの記憶が無かったことしか覚えてない…
    あたしこそが曖昧だ(笑)

    しかし、見ているうちに前の3部作にきちんとつながるように、設定の一つ一つが丁寧に書き込まれ、記憶の伏線がつながっていく。

    ミュータントの激しいアクションにはドキドキしますが、お気に入りはなんと始まりのまだジミーと呼ばれていた幼少期から、ミュータントととして目覚め現代にいたるまでのプロローグ。

    今回指名されたギャビン・フッド監督の力量が発揮されている一番のシーンではない無いかと思う
    2005年の作品でアカデミー賞外国語映画賞を受賞し人間を描くことにたけているこの監督が、迷い無く作り上げることが出来た唯一のシーンではないだろうか?

    ウルヴァリンの内面を描きたいプロデューサーも兼ねたヒュー・ジャックマンの指名により、この作品を撮ることになった南アフリカ出身のギャビン・フッド監督だが、作品の全体から、ハリウッドに翻弄されているようなそんな演出のアンバランスを感じてしまった。

    ハリウッドでのメジャーデビュー第1作にして、アクション大作。
    過去のアカデミー賞外国語映画賞などでハリウッド作品に招待された監督作品によく見られる意気込みとトップダウンとのプレッシャーから、個性をそがれた当たり障りない大作娯楽に流れてしまう兆候が感じられた

    しかし、それでもやっぱりX-MEN
    ミュータント同士の想像を超えた戦いにはワクワクする。

    ウルヴァリンの兄でありセイバートゥースことビクターを演じたリーブ・シュレイバーは「おっ!こんな役を!」との意外なキャステングでしたが、これは兄弟の確執を描くためには演技力の面を優先してでのことだろう
    ビクターが長い月日を得て代わっていく姿と、それでも悪役として憎みきれない側面をかいま見せる確かな演技力
    最近のコミックムービーの必要条件として、大人向けに鑑賞させるために絶対的に必要なドラマ性を支える大事な条件である「シリアス」を彼の演技が支えてくれたことは言うまでも無い

    でも本当にこの作品を見に行った理由
    実は「サイクロップス」がお気に入りなんです
    過去の事故が原因で彼の両目からは破壊光線を出しっぱなし。
    実はX-MENのリーダーのくせして、なぜかどこかいじめられっこの匂いがする
    ヒーローなんだけどね、悩み深いよ、君の性格。

    そんなサイクロップスが、今回の映画でも「つぼ」でした
    いや〜、良かったよ、そのサングラスと逃げて走る姿が、キュンときました(笑)
    突っ込みどころ満載で、やっぱりサイクロップスはX-MENには欠かせません。

    それにしても、ウルヴァリンとサイクロップス、そんなに年が離れてて、ジーン・グレイを取り合ってたのか…

    ウルヴァリンことヒュー・ジャックマンはあいも変わらずかっこいいですが、実年齢とのバランスをいつまで保てるか、今後どれだけこのシリーズが続いていく想像すると、ハリーポッター大人版にならないように、その辺りは人気シリーズとはいえ思い切りが必要だと思います

    この手のアメコミムービーは、原作は年をとらないけど、役者は歳を重ねるもの
    当たり役とはタイミングが生むものだ。
    その時の年齢、姿、容姿含めてヒーローになれる瞬間は決まっているんじゃないかと思う。

    そんなことを考えながらこれからのウルヴァリンの旅を見守って行けたらと思います
    なんだかんだ言って、ヒーローものが好きなのだ。

    それにしても、寝起きの絶叫、一番恐ろしかった…

    監督 ギャヴィン・フッド
    脚本  デヴィッド・ベニオフ / スキップ・ウッズ
    製作総指揮  アヴィ・アラッド / スタン・リー
    キャスト
    ヒュー・ジャックマン
    リーヴ・シュレイバー
    ライアン・レイノルズ




    余談ですが、ライアン・レイノルズ、この人スカーレット・ヨハンソンのパートナーだって言うことが私には一番驚きです



    JUGEMテーマ:映画

    ヘレナのクマさん。

    • 2009.07.18 Saturday
    • 23:55

    今日はちょっと断片的な思考回路。
    ヘレナのくまさん。と言えば、あの目の下の隈の事である。
    おかしな事に今の私にはその事ばかりぼんやり考えてしまう。

    ヘレナ・ボナム・カーターがスクリーンに現れると
    「うわぁ、またいた!」
    って脳におかしな刺激が与えられる

    けっして好きな女優じゃないのに、その映画が妙に印象に残る事が多い。




    初めて「眺めのいい部屋」で見た時は、なんだこのお嬢様女優は?
    と、思わず「ケッ」とよくわからないやさぐれた気分にさせられた事を遥か昔の記憶の中で思い出された。

    で、彼女はその後もコスチューム女優として、
    良家のお嬢様を延々と演じつつけていた訳ですが、
    どこでどうなったか、ケネス・ブラナーの映画で、おや?って事になりました




    おいおい!
    フランケンシュタインの彼女!?だっけ?
    ここで初めて「こ、こいつは、何考えてる?」
    とかわいいだけじゃ嫌なの宣言を突きつけられ、これからどうすんだと思っていたら




    ぬいだーーーー
    レースのコスチューム!
    そしてこれから彼女のトレードマークと私が勝手に思い込んでる
    「目の下のくまさん。」がご登場。


    その後彼女は




    猿になったり、

    ティム・バートンのパートナーになったり



    死人になったり、

    そ、そしたらさらに激しく、人殺して、くま育てたり。



    で、えげつない殺され方して
    すごいな…ある意味キャラが確立。





    ターミネーターなんて、メジャーどころに出ても病的なところ代わらず。

    なんで、今日またそんな事を考えてしまったかというと
    『ハリー・ポッターと謎のプリンス』に出ているヘレナを見ながら
    この人のいつかは普通の役を見てみたい。
    ありそうかな?やっぱ無理か。本人が求めてないもんね。
    絶対とちょっとなさそうな事を考えてしまった。






    ヘレナのポジション、世界に一つだけの貴重な女優。
    としか言いようが無いっす。


    JUGEMテーマ:映画

    24 -TWENTY FOUR- リデンプション

    • 2009.04.23 Thursday
    • 09:34
    ---
    20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
    ¥ 2,500
    (2009-03-19)


    シーズン6から7の間のジャックの足跡をたどる、特別編。

    前回アメリカを追われるように世界を転々とするジャックがアフリカのサンガラで内紛に巻き込まれる

    といっっても、私、6の5巻あたりで実は放棄したままで最後まで見てなかったんだが、まぁいいか。
    いやぁ、シーズン4あたりから、ジャックの身内は守るが、他人には容赦ない性格にうんざりし始めて、シーズンが進むにつれて登場人物の性格がえーーーい、うざったい!
    という感じで、もう食指が動かなくなってたんです。

    だが、このリデンプション
    ジャックが疲れてるから押し付けがましくない
    み、見れる、見てやってもいい
    おーーー、これならジャックちょっと人間らしいぞ。
    って、なんで上から目線なんだあたし(笑)

    まぁ、話的には2時間のリアルタイム進行なので、私がうたた寝している間にでも
    世界では思いもかけないことが起こっているって事なんだが、やはり通常版の24に比べればはらはらどきどき感は思ったよりも無く、あーーー、そうだった。と24の世界を再確認。

    それにしても、今回のゲスト「トレインスッポティング」や「フル・モンティ」のロバートカーライルなのだが、魅力がまったく生かされてない
    ジャックと特殊部隊で同僚だったそうだが、まったくそのようなかけらが微塵も感じさせられないのはなぜなんだろう
    やっぱり、同じ部隊にいたならある意味同じ力量で同じ死線をかいくぐってきた。
    そんな男2人のドラマを感じたいじゃないですか。

    せっかくレギュラー陣が顔を出さない分、思いがけない俳優を配置したんだから、思い切って使おうよう
    やっぱり、このちょっと物足りない感じはハリウッドのストライキが影響してるんだろうなぁ、と妙に納得
    脚本家の権利を守るのは大事だけど、それだけ主張があるなら、もっといいものを見せてもらいたい、そう思ってしまうのはやっぱり贅沢なことなのかなぁ。

    ただ、今回ソツなくシーズン7への入り口となっているのだが、そのシーズン7
    このDVDで1話目がボーナスとして視聴できる

    おーーーー、トニー!!
    そう、しる人ぞ知るあのトニーが、復活!
    ジャックとこれぞ、同じ力を持つ男同士の戦いを魅せてくれそうです
    あの、神経質でへなちょこだった24の良心だったトニーがねぇ…

    24はトニーのお陰でまた再浮上してきそうです
    とりあえず6の続きをみちゃおうかな。




    JUGEMテーマ:映画
     

    K-20/怪人二十面相・伝

    • 2009.03.09 Monday
    • 10:00




    いや、すみません、観てから時間が経ちすぎちゃいました
    まとまった感想が嘘っぽくなるので、断片的に思ってる事。

    久しぶりに日本映画観て面白いと思った。

    嫌いじゃないんだが、あまりいい方向ではないんじゃないの?と思える日本映画の現状に足が遠ざかっていた

    悪い言い方をすれば、日本映画に対して私が最近感じてしまうのは

    ●サブカルぶってる(わかる人だけ判ればいい、というか、わんないの?的な空気)
    ●芸術ぶってる(わかる人だけ判ればいい2、というか、わかんないでしょ?的な空気)
    ●台詞の間合いを読み取れ的な上から目線な静けさか、または映像で表現できずにナレーションで状況説明を片付けようとする
    ●なんでもコミック原作に頼り過ぎ(携帯小説の映画化もげっそり)
    ●一番苦手なのが、俳優陣がぼそぼそしゃべって聞き取れない。そんなら字幕付けろ!と言いたくなる。

    おーーー、なんか、ストレスたまってるるのか?
    言い過ぎてたら、ごめんなさい。
    って、別にすべての日本映画がそうではないし、私も足を運びます。

    しかし、なんだか、見終わった後、眉間にしわが寄っちゃうんだよね〜

    じゃぁなんでこの映画なんで見たの?と言われたら「金城武」だったから。
    しかし、彼はやっぱり日本語の映画は苦手そうだ。
    海外の映画に出てる時の方が俳優としての魅力が有る。
    ということで、私の「金城武」を見る目はアジアの俳優として期待して、というわけです。

    で、この映画、普段私が感じている日本映画の「うむむ」的なところがほとんど感じられなかった
    この映画は映画でマイナスな部分もあるのだが、そんな事はまったく気にならず爽快な気分で映画を見終わる事ができた事に映画後の顔はご満悦だったはず。

    「やればできるじゃん」ってそれこそ私が偉そうだが、観客に世界観を押し付ける事無く、引き込ませるのは見事。

    また、架空の都市を作り上げた美術やCGの完成度。
    田島昭宇の主人公・兵吉の衣装や二十面相のマスクデザイン。
    細かいところまでしっかり手をかけて作ってある。

    いいねぇ〜、なんかちゃんとやってるね
    そりゃ、ちょっと、ちょっとっって所も有るが、作り手側、演じて側が映画の楽しみ方を良くわかっている

    観ている観客に「見えないフリ」をさせず、気を使わせずに映画に集中させる事ができる細かい配慮が映画を作っている側から伝わってきて安心して映画を見れる
    「見えないふり」を強制させる日本映画が本当に多い中で、よくやったと思わずにはいられない

    そんな訳で、まぁ、あり得ないだろ的な世界観の映画をよくここまでがんばった!
    映画の内容に対してもうちょっと若手入れても良かった感はありますが、松たか子かわいかったっす。


    監督・脚本/佐藤嗣麻子
    金城武 松たか子 仲村トオル
    製作総指揮/阿部秀司、奥田誠治
    原作/北村想
    撮影/柴崎幸三
    音楽/佐藤直紀
    美術/上條安里
    脚本協力/VFX協力:山崎貴
    製作国/2008年日本映画
    上映時間/2時間17分






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    007/慰めの報酬

    • 2009.03.08 Sunday
    • 10:00


    確かに今回もダニエル・クレイグのボンドは魅せてくれた

    前作「カジノ・ロワイヤル」の続編であり、007シリーズ第22作。
    恋人を失ったボンドが死の真相を探りながら、復讐と任務の狭間で苦悩する姿を描く。

    確かに面白かった。
    カーアクションの破壊的な迫力、通行人が巻き込まれるリアルさ、ボンドの訓練された戦闘能力。
    昔のようなスパイ小物など使う事など必要ない
    世界のどこかで、このような工作員がいてもおかしくないと思わせる、独り戦う男の姿がスクリーンの上に映し出される

    観ていて感じたのは「チョコレート」や「ネバーランド」など、ヒューマン系で評価を得てきたマーク・フォスターにはボンドをヒーロー像として描くのは抵抗が有ったのだろう。
    人としてのボンドの葛藤を描きたかったのはよくわかった

    しかし、ストーリーのベースとなっているのは失った恋人のための復讐に立ち向かうのは、ヒューマンドラマの主人公ではなく、あのジェームス・ボンドだ。
    事件に巻き込まれた普通の男などではない。
    長い時代、完璧な理想のヒーローとして定着してきた彼の人間性を描くには、ボンドのイメージは強すぎた。

    どこか中途半端な印象を受けたのは私だけだったのだろうか?

    もし、スパイとして独りの男の姿を前面に出したいのなら、「ワールド・オブ・ライズ」のようにボンドにもっと痛みを与えるべきだ。
    心だけではなく心身ともに傷ついたボンドなら、心にも深くボンドの悲しみが伝わるだろう。

    ダニエル・クレイグの当たり役なだけに、いままでのボンドに縛られず、もっと自由に、そうマーク・フォスターに伝えたい
    十分面白かっただけにそう思ってしまうのは贅沢な事なのかもしれないが。

    それでも、これからもダニエル・クレイグのボンドは見続けたいと思う。



    Quantum of Solace
    監督/マーク・フォースター
    ダニエル・クレイグ オルガ・キュリレンコ マチュー・アマルレック
    脚本/ポール・ハギス、ニール・パービス、ロバート・ウェイド
    製作総指揮/カラム・マクドゥーガル、アンソニー・ウェイン
    製作/バーバラ・ブロッコリ、マイケル・G・ウィルソン
    撮影/ロベルト・シェーファー
    美術/デニス・ガスナー
    音楽/デビッド・アーノルド
    製作国/2008年アメリカ・イギリス合作映画

    JUGEMテーマ:映画

    チェンジリング

    • 2009.03.07 Saturday
    • 21:44

     

    余韻は消えることなく、ふとした瞬間そこにあった世界へ引き戻される
    観てよかった。そう言えるすごい映画だった

    「チェンジリング」
    イーストウッド監督の新しい作品に出会う度に、心の層が一枚増え、その厚さが人として自分を育ててくれる様な感覚に陥る
    「許されざる者」「硫黄島からの手紙」「ミリオンダラー・ベイビー」「パーフェクトワールド」「ミスティック・リバー」どれも今でも心の奥に残っている

    日々の生活の潤いとして映画という嗜好品は自分をリラックスさせてくれる魔法ではあるのだが、イーストウッド作品にあるのは、生活ではなく「生きていくということ」だ。

    どう暮らして行くではなく、どう生きるのか

    人生という掴み所の無い不安を、いつも目の前に突きつけられ考えさせられる

    はじめアンジェリーナ・ジョリー主演とイーストウッドの組み合わせに違和感を感じ、あまり魅力を感じなかった

    しかし、下敷きとなった事件には興味があった
    ゴードン・ノースコット事件 、別名養鶏場殺人事件である
    調べれば調べるほど、孤立した世界でのルールが狂気となり、ありふれた生活に触れた時にできるゆがんだ空間が、別々の人生を歩んでいた人々を翻弄する偶然性。

    1920年代のアメリカでの事件がベースになっている

    アンジー演じるシングルマザーのクリスティンが息子と映画を見る約束の日、どうしても仕事の都合がつかず、独り子供を残して、家を出る。
    そして子供は姿を消してしまうのである。
    そうやって彼女の人生は思いもよらない葛藤の中に巻き込まれていく
    子供をさらわれ、警察の協力を得られたと思ったのもつかの間欺かれ、彼女の目の前には息子を語る別人が用意される

    すべて、実際におこった現実の事件であり、登場人物も実名である。
    猟奇的な殺人の概略も警察の対応も、人とはこんな事を実際におこす事ができるのだと言う事実が、人に対して失望の念をおこさせる

    そんな絶望の色が強いストーリーをイーストウッドは80年前のアメリカに生きた女性を演じるアンジェリーナ・ジョリーの姿を追い続ける

    2時間22分の上演時間のほとんどのシーンにアンジェリーナ・ジョリーが映し出される
    なぜ、イーストウッドは彼女を選んだのか。
    観ている間、その疑問が脳裏に何度も浮かんだ

    アンジーの姿は1920年代の女性を演じるには強すぎる
    声を荒げたり、人と争う事が嫌いな慈愛に満ちあふれた母性の強いクリスティンを演じるのには、彼女のギスギスと角張った手足、パーツの大きな顔、やせ過ぎの体は違和感を覚えてしまった

    彼女の演技力には定評が有り、私も彼女のいくつかの映画は大好きだ
    現代の、いや未来の姿にはアンジーの姿を思い描く事ができる

    そのせいなのか、ほとんどのシーンでの彼女が美しく見えない。
    いつも泣き通しで、崩れたアイメイクで目の周りを真っ黒に汚し、手をふるわせおどおどと画面の左右を行き来している

    90パーセントと言っていい。
    醜い彼女の姿をイーストウッドは1テイクのみといういつもの緊張感にあふれる撮影方法で追い続ける。

    なぜ?
    イーストウッドへの問いかけはラスト10分スクリーンから答えが返ってくる
    実際の事件は概要であってライターが書いたあらすじではない。
    事件の結果はもう出ている
    では、この悲惨な事件結末をイーストウッドはどう締めくくるのか。
    ドキュメンタリーでは無く、ノンフェクションでも無いラスト。

    だから、アンジェリーナだったのか。
    決してハッピーエンドではないが、希望を見いだすこのラスト、彼女が光り輝く。
    この最後のシーンのために、彼女は演じ、イーストウッドは撮り続けたのだ。

    今でも、少し右肩をあげて歩み去っていく彼女の後ろ姿の美しさが、私を幸せにしてくれる
    人の希望、信じる事の強さや愛情を彼女はラストに見事に体現してくれた

    大事な1本の映画として、これからも忘れる事の無い映画となった。




    Changeling
    監督・製作・音楽/クリント・イーストウッド
    アンジェリーナ・ジョリー/ジョン・マルコビッチ/ガトリン・グリフィス
    脚本/J・マイケル・ストラジンスキー
    製作総指揮/ティム・ムーア、ジム・ウィテカー
    製作/ブライアン・グレイザー、ロン・ハワード、ロバート・ローレンツ
    撮影/トム・スターン
    美術/ジェームズ・J・ムラカミ
    製作国/2008年アメリカ映画
    上映時間/2時間22分







    何を見ていたんだろう?

    • 2009.01.21 Wednesday
    • 03:44



    えーっと、昨年の私と言えば、まったくblogを発信できる体力と気力がなかったんです

    で、今年になって後悔している事。
    見た映画だけでもblogに記事をアップしときゃ良かった〜

    あーーーーーーー!!
    なんで、書いとかなかったんだ。
    去年見た映画の好きな3本をあげようと新年早々思い立ったんだが、お、覚えてない…
    何見たんだっけ?あたし。

    2004年からちょびちょび書き続けてたんだけど、その間に備忘録として十分機能を発揮してたんだなぁと関心

    そんなわけで、今年のテーマはできるだけ「書く」「伝える」
    それが私が生きている、元気にしているっていう、伝言にしていきたい。


    そんなこんなで、砂がこぼれ落ちるようにさらさらとくずれていく記憶の中から次の3本を2008年の記録として残しておきますね

    ● 「マイ・ブルーベリー・ナイツ」
    監督ウォン・カーウァイ 主演ノラ・ジョーンズ、ジュード・ロウ 

    ● 「ラスト、コーション」
    監督アン・リー 主演トニー・レオン、タン・ウェイ

    ● 「ワールド・オブ・ライズ」
    監督リドリー・スコット 主演レオナルド・デカプリオ、ラッセル・クロウ


    この3本。
    まずは共通点は好きな監督であるという事。

    マイ・ブルーベリー・ナイツのウォン・カーウァイは初期の作品が大好きで、今回初めて英語圏での作品ということで、見る前にハラハラしてたのだが、キャスティングの絶妙さで、身近な素敵作品としてしあがった。
    設定的にもぐっとくる。
    ゆっくりとじっくりと一つの愛を信じて長い時間培う、そんな恋愛に憧れる
    「2046」の時にも書いたのだが、ほんとにウォン・カーウァイは「変わる事ない思い」の形を私に見せてくれる

    「誰かが待っていてくれる」それを信じて疑わない旅が、甘酸っぱい真夜中のブルーベリーパイで終わりを始まりを迎える時に、夜明けを迎えたすがすがしい気持ちにさせられた気がします


    が、この映画見た男の子とたまたま話したら「女子の映画ですよね」だって。
    そうかなぁ?素敵なロードムービーだといまでも思ってます。

    そんでもって、ラスト、コーション

    思い出すと心が何度も痛くなる
    ワールド・オブ・ライズもだます側とだまされる側のストーリーだが、あまりにも対照的だ。

    アン・リー監督の映画はいつも後から胸の前をぎゅっとつかんだ様に苦しくなる
    私の中ではトニー・レオンはアジアでもっともすばらしい名優だ
    瞳の奥で語るとはこのような俳優なんではないかと思う。
    日中戦争時の日本占領下、抗日運動に身を投じた女性と、日本軍の下で権力を握った男との駆け引き。

    汗と肌のにおいが匂い立つようなサスペンス。
    その肌に絡み付くような濃厚な空気を今も思い出す度に感じられる、そんな1本でした

    そしてラストにワールド・オブ・ライズ
    テロの本拠地である中近東の中で、その世界にとけ込み活躍するCIAとアラブとの関係を現場の目線で描いている

    スコット兄弟の作品はいつもとても痛い
    心と体に直接杭を打ち込むような映画だ。

    しかし、面白いのが、ここまで、アメリカという国家のシステムをダメなまま見せて終わらせてしまったことだろう
    準主役であるラッセル・クロウがそのダメなアメリカを見事体現しているのが実に見事。
    だれもが、彼が演じるのなら「実はそんなダメな事言っておいて、最後には見事に見せてくれるんでしょ?」と思ってしまうのだが、最後の最後まで、ただの太った豚なのだ。
    この映画のためだけに、体重を増やしたラッセル・クロウの演技者として思い切りに拍手である


    という事で、長くなっちゃったけど、2008年心に残った3本
    今年は何が残っていくのだろう?

    自分だけに響く1本が見つかればいいなぁ



    JUGEMテーマ:映画
     

    おら、悟空

    • 2008.10.28 Tuesday
    • 09:11
    JUGEMテーマ:映画

    いや、まったくドラゴンボールのファンでも何でも無いんだけど、気にはなってた実写版ドラゴンボール

    実写化にあったって、完成まじかに20世紀フォックスサイドで仕上がりが納得できず、公開延期!もしくはお蔵入りなるのでは!とあわわ状態の幻の悟空の予告、初見しました〜

    まぁ、ハリウッドらしいというかハリウッドらしいけど、やっぱりアロハのチョウ  ユンファの亀仙人(老師)はキャラじゃねーだろ!!と突っ込みたくなります。

    まぁジェットリーがやっても突っ込みますけど(笑)

    実写版ドラゴンボール予告(20世紀FOX)

    http://dbthemovie.com/2008/10/02/dragonball-expo-trailer/

    田村英里子はいいかも。

    ノー上映館

    • 2008.04.03 Thursday
    • 23:38
    久しぶりに何書こうかと思いましたが

    復活一言目
    県民の叫びで幕開けです

    「なんでノーカントリーが県内で一つの映画館でしかやってないんじゃ〜!」

    くっ〜!

    先日実はタイに行った時に機内上映のリストの中にあったのを、グッとガマンして、なんであたしみてるのトムクルーズ?な大いなるなんたらを観て、時間潰しだっていうのに〜

    でかい映画館で観たかったんだもん

    地元のシネコン、何やっとんのじゃ!

    春休みだからってドラえもんやケロロで(やってたっけ?)金儲けしてる場合じゃないってば

    アカデミー賞なのに…
    そんなの関係ないですか?

    表現の自由について映画館の態度がここ数日ニュースになってましたが、映画館自体、結局だだの商業施設でしかないかと思うと、映画館に夢が詰まってたそんな時代にあこがれます

    ノーモア映画泥棒もごもっともですが、最近の企画のラインナップを考えると映画泥棒も自然消滅するのでは?
    なんて思っちゃいます

    身近な大きなスクリーンで待ちに待った映画が観たいときにすぐ観れる事って、映画ファンにとってはたまらんとです

    なのに〜なぜ〜

    という事で、仕事のついでに都内で観てきます

    25パーセント、なんだかトーンダウン

    おもわずヨッコイシヨって、口からでちゃいそう

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