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    ジャンキーにならない為の必読書

    • 2009.08.18 Tuesday
    • 02:28
     
    なんとなく落ち着いてきた芸能界の覚醒剤蔓延ニュースをワイドショーで観ながら、妹が一言つぶやいた

    「あれ読んどけばよかったのにね〜」

    あれとは、なんぞや?
    しかし、みなの疑問をよそに 姉妹はしっかり目を見つめ合い
    「うむっ」とうなずく
    それだけで分かり合える事がある
    アイコンタクトだけでお互いの思考を読み取るなんて、土曜の夕方のアニメなみである

    そうそう、あれとは、
    必殺「ジャンキーにならないための小学生の必読書」

    別名「ドーベルマン刑事」
    なのだ

    昭和50年代少年ジャンプに連載されていたハードボイルドコミックだ

    画 平松伸二
    原作 武論尊

    武論尊ですよ、あの武論尊

    国民的ヒーロー北斗の拳の原作者である

    社会の暗黒面を描きながらも、クールで熱い男が心を捉える、そんなコミックを世に送り出す

    そんな武論尊原作のこのコミックはまさにケンシロウの前身のような刑事、一匹狼「加納錠治」が信念の元に歪んだ社会と闘い続ける刑事物なのだ

    その頃、小学校低学年だった私たち姉妹は、父が仕事帰りに持ち帰ってくる週刊誌が、おみやげ代わりに楽しみだった
    なんでかしらないけど、時々気をきかせて別冊マ-ガレットなんて買ってきてくれたりしたけれど、ほとんどが少年誌か青年誌だったので、ルパンさーんせーいなんかを漫画アクションなんかで読んでた記憶があるわけで、いつから大人になったのかなぁ、あたしって。ね、不二子ちゃん(笑)
    で、その中でも少年ジャンプを読んでいたらしいが、ドーベルマン刑事以外あまり記憶がない
    どっちかというと、チャンピオンか?サンデーか?
    どの雑誌にどれかは記憶に無いが、「まことちゃん」とさいとう・たかをの「サバイバル」は怖くて大嫌いだったのは何となく覚えてる
    その中でも小学生の姉妹の心に、黒いレーザーのつなぎを着て、44マグナムをぶっ放す正義と言う名のバイオレンスはあまりにも刺激的だったんだろう

    世の中の小学生が、放課後ピンクレディやバービーで遊んでいる時、まだ10歳にも満たない妹と夜な夜な並べた布団の中で懐中電灯をともして読みふけっていたドーベルマン刑事のエピソードの数々
    大人になるには十分すぎる程、社会の怖さを思い知った

    そしてある日、どちらかという事無く、いつの事からか姉妹の口からこんな言葉が漏れるようになっていた

    「おねーちゃん、カクセイザイはこわいね」
    「そうだよ、ヤクチュウになったらだめなんだよ」
    「ハイジンになっちゃうね」

    小学生の会話である。
    意味はわからないが、近所の小学生とボキャブラのカテゴリーが確実に違っている

    …まったくどんな姉妹なんでしょう

    漢字は書けずとも、ドーベルマン刑事の中に描かれていた覚せい剤のエピソードにより、しっかりと恐怖を植え付けられた妙に大人ぶってるのかずれてるのかは微妙な姉妹の誕生の瞬間ダッタリするのだ。
    意外に人は人生の分岐点なんていくらでもあるものだ。

    でも、ホントにホントに薬で廃人になるって衝撃だったんだよなぁ
    だって、酔っぱらって人が変わるって事さえ意味が分からなかった時に、廃人=人間じゃなくなる、っていったいどういうコッチャー!
    って雄叫びあげたくなるでしょ?

    なんか、恐怖を植え付ける漫画って大事かもしれない
    「ハイジン」という言葉を覚えたあの日からあたし達は薬に夢を抱く事はまずなかった
    「ヤク」はこわい。
    この一言が、出るかで無いかは大違いだと思う

    あかん、なんか読み直してみたくなった。
    大人買いしちゃいそうで、大人になった違う意味で自分が怖い
    ドーベルマン刑事の最終回、ホントに号泣したの覚えてる
    泣きすぎてぜんそくの発作を起こしてぶっ倒れるところだったのだ。
    しかし、あれほど見事で印象的な最終回が、伝説になっていないのがくれぐれも残念
    ホント、少年誌の最終回できちんと終わらせた数少ない作品じゃないか?と思っているんだけど、覚えてる人いるかなぁ。

    そんな訳で20年以上たった今でも、覚せい剤のニュースを見る度に、ドーベルマン刑事洗脳姉妹は
    「あれ読めばいいのにねぇ」
    「そうだよね、薬は廃人になっちゃうんだから」
    「そうだよねぇ」
    「ジャンキーやだよね」
    「そうだよねぇ」

    と繰り返し、そうつぶやき続けずにはいられない

    裸足のゲンを真夏の登校日に鑑賞して戦争の怖さを脳裏に植え付けるように、
    「ドーベルマン刑事」を読んで、薬の怖さを身につける
    今の小学生の真夏の宿題にこれこそふさわしいものは無い
    400字つめ原稿用紙5枚に感想文書いてもって来れたら、この夏君はヒーローさ!

    それにしてもほんとあたし、ドンだけ昭和のコミックにマインドコントロールされてるんだ(笑)
    でもおかげで未だヤク知らずでございます。って、当たり前だって。

    芸能界の楽屋にもぜひこの一冊。
    マネージャーさん、新人アイドルの教育にまずここから始めましょう。ねっ。




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